透析中の体調管理・食事制限について知りたい
透析を受けている方にとって、透析と透析の間の体調管理と食事制限は非常に重要です。適切な管理を続けることで合併症を予防し、より長く・より良い生活の質を保つことができます。
透析患者さんの食事管理の基本
透析を受けている方は腎臓の機能が著しく低下しているため、食事管理が治療の一部となります。
- 塩分制限:1日6g未満。塩分過多は体液貯留・高血圧・心臓への負担増につながる
- 水分制限:透析間(2日間)の体重増加が目安体重の3〜5%(約1.5〜2kg)以内に収まるよう管理
- カリウム制限:1日1,500〜2,000mg以下。高カリウム血症は心臓に危険な不整脈を起こす
- リン制限:1日700〜800mg以下。高リン血症は骨・血管の石灰化を引き起こす
- たんぱく質:透析患者は適切量の摂取が必要(制限より確保が重要な場合も)
透析間の体重管理
- 毎日体重を測定し、増加量を記録する
- 透析間の体重増加は目安体重の3〜5%以内が目標(2日間で約1.5〜2kg)
- 水分は飲み物だけでなく食事中の水分も含む
- 夏場は発汗による水分損失が増えるため、より注意が必要
透析中・透析後の体調管理
- 透析中の血圧低下(透析低血圧):急激な除水による血圧低下。水分制限を守ることが予防の基本
- 透析後の疲労感・倦怠感:十分な休息を取ることが重要
- 足のつり(こむら返り):電解質異常・循環不全が原因。ストレッチや内服薬で対処
- 透析アミロイドーシス(長期透析合併症):関節痛・手根管症候群など。当院ではオンラインHDFで予防
当院での対応
当院では腎臓病療養指導看護師が患者さん一人ひとりの状態に合わせた食事・体調管理をサポートします。
- 個別の栄養相談・食事指導
- 透析前後の体重・血圧・体調チェック
- 血液検査による栄養・電解質管理
- 透析中の食事提供(手作りの温かいお食事)
透析中の体調管理・食事について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。
