運動不足・食生活の乱れが気になる
運動不足や食生活の乱れは、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満などの生活習慣病の主要な原因です。生活習慣の改善は薬物療法と同様に重要であり、早い段階で取り組むことで生活習慣病や慢性腎臓病の発症・進行を予防できます。
生活習慣が腎臓・健康に与える影響
- 塩分の摂りすぎ:高血圧の主要原因。腎臓への負担を増大させる
- 糖質・脂質の過剰摂取:糖尿病・肥満・脂質異常症のリスクを高める
- たんぱく質の過剰摂取:腎機能低下がある場合、さらなる腎臓への負担になる
- 運動不足:肥満・血糖上昇・高血圧・脂質異常症を引き起こしやすい
- 過度の飲酒:高血圧・高尿酸血症・肝臓病のリスク増大
- 喫煙:動脈硬化促進・腎機能低下・心血管疾患リスク増大
腎臓を守るための食事のポイント
- 塩分を1日6g未満に抑える(日本人の平均摂取量は約10g)
- 野菜・果物・魚・大豆製品を積極的に摂る
- 加工食品・外食の頻度を減らす
- 水分を適切に摂取する(腎機能に応じた管理が必要な場合もある)
腎臓を守るための運動のポイント
- 週に150分以上の中等度有酸素運動(ウォーキング・軽いジョギング・水泳など)が目安
- 週2〜3回の筋力トレーニングも推奨される
- 腎機能の状態によっては激しい運動が禁止される場合があるため、医師に相談を
当院での対応
当院では腎臓病療養指導看護師・糖尿病療養指導士が連携し、個人の状態に合わせた生活習慣改善をサポートします。
- 現在の生活習慣・食事内容の評価
- 個別の食事指導・栄養相談
- 運動指導(安全な運動強度・種類の提案)
- 禁煙・節酒のサポート
生活習慣を見直したい方は、お気軽にご相談ください。
この記事を執筆・監修した人
田中 茂 (たなか しげる)
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。
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