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適切な運動習慣について相談したい

慢性腎臓病・生活習慣病の管理において、適切な運動習慣は非常に重要です。かつては「腎臓病には安静が必要」と考えられていましたが、現在は適切な運動が腎機能保護・心血管リスク低減・生活の質向上に役立つことが明らかになっています。

慢性腎臓病と運動の関係

  • 適度な有酸素運動は血圧低下・血糖改善・体重管理に効果的
  • 筋力トレーニングはサルコペニア(筋肉量低下)の予防に重要
  • 運動による腎機能悪化は適切な強度の運動では起こらないとされている
  • 透析患者さんも透析中・透析間の運動が有益とされている

推奨される運動の種類・強度

  • 有酸素運動:ウォーキング・軽いジョギング・水中歩行・自転車・水泳など。週150分以上の中等度有酸素運動が目安
  • 筋力トレーニング:スクワット・腕立て伏せ・ダンベル体操など。週2〜3回推奨
  • 中等度の強度の目安:「ちょっときつい」と感じる程度。会話ができるが、楽ではない状態

運動する際の注意点

  • 腎機能・体の状態によって適切な運動強度が異なるため、必ず主治医に相談してから開始する
  • 激しい運動はたんぱく尿を一時的に増加させることがあるため、腎機能低下が高度な場合は注意
  • 透析患者さんはシャント側の腕への過度な負担を避ける
  • 体調不良・熱がある・浮腫が強い・血圧が著しく高い時は運動を控える
  • 運動前後の水分補給は腎機能に応じて適切に行う

当院での対応

当院では腎機能・体の状態を評価したうえで、個人に合った運動プランをご提案します。

  • 現在の体力・腎機能に応じた運動プランの相談
  • 運動継続のためのモチベーションサポート

運動習慣について相談したい方は、お気軽にご相談ください。

この記事を執筆・監修した人

田中 茂 (たなか しげる)

日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医

福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。

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