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糖尿病の継続治療・維持管理(状態が安定している方へ)

健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘された場合、糖尿病または糖尿病予備群(境界型糖尿病)の可能性があります。糖尿病は放置すると深刻な合併症を引き起こすため、適切な評価と治療が大切です。

血糖値・HbA1cの基準値

- 空腹時血糖 :正常 100mg/dL未満 / 境界型 100〜125mg/dL / 糖尿病 126mg/dL以上
- HbA1c :正常 5.6%未満 / 境界型 5.6〜6.4% / 糖尿病 6.5%以上
- 食後2時間血糖 :正常 140mg/dL未満 / 境界型 140〜199mg/dL / 糖尿病 200mg/dL以上

糖尿病の主な合併症(三大合併症)

- 糖尿病性神経障害 :手足のしびれ・痛み・感覚低下。最も早期に現れやすい
- 糖尿病性網膜症 :視力低下・失明の原因。成人の後天性失明の主要因
- 糖尿病性腎症 :腎機能低下・透析導入の主要原因。日本の透析導入原因の第1位

健診などで初めて異常を指摘された方へ

当院には糖尿病専門医が不在のため、健診等で初めて異常を指摘された方(初発の評価が必要な方)や、インスリン治療が必要な方につきましては、近隣の「糖尿病専門施設」への受診をご案内しております。確実な診断と初期治療のため、まずは専門医へのご相談をお勧めいたします。

当院での対応(一般内科・腎臓の管理)

当院では、他施設ですでに治療を開始されており、「内服薬のみで状態が安定している方」の、日々の継続的な維持管理(一般内科的対応)を請け負っております。
また、三大合併症の一つである「糖尿病性腎症」を防ぐための慢性腎臓病(CKD)の一般的な管理に力を入れており、以下のようなサポートを行っています。

- 血液検査(血糖・HbA1cなど)・尿検査・腎機能検査(eGFR)による定期的な状態確認
- 腎保護を意識した生活指導・薬剤選択(SGLT2阻害薬など)

※日々の管理の中でコントロールが不良になった場合や、より専門的な介入が必要と判断した場合は、速やかに近隣の糖尿病専門医へご紹介させていただきます。

この記事を執筆・監修した人

田中 茂 (たなか しげる)

日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医

福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。

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