腎臓病と診断されたことがあるが経過観察中
過去に腎臓病(慢性腎臓病・腎炎・ネフローゼ症候群など)と診断されたものの、現在は「経過観察中」という方も多くいらっしゃいます。自覚症状がなくても腎機能は徐々に変化していることがあり、定期的な専門医による管理が重要です。
経過観察中でも専門医が必要な理由
腎臓病は自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、「経過観察」という状態でも適切な管理を続けないと気づかないうちに腎機能が低下している可能性があります。
- 定期的な尿検査・血液検査で腎機能の変化を早期に捉える
- 血圧・血糖などの関連疾患を同時に管理することで進行を遅らせる
- 食事療法(塩分・たんぱく質の制限)を適切に継続する
- 悪化のサインを早期に発見して対処する
こんな変化に注意
- 尿の泡立ちが増えた・血尿が出た
- 足やまぶたにむくみが出てきた
- 血圧のコントロールが悪くなった
- 最近になって疲れやすくなった
- 食欲の低下・吐き気がある
慢性腎臓病のステージと管理
慢性腎臓病(CKD)はeGFRの値によってステージG1〜G5に分類されます。ステージが進むほど透析や腎移植が必要になるリスクが高まります。当院では各ステージに応じた適切な管理プランをご提案します。
当院での対応
当院では腎臓専門医が現在の状態を詳しく確認し、最適な管理プランをご提案します。
- 定期的な尿検査・血液検査(eGFR・尿たんぱく・クレアチニンなど)
- 血圧・血糖・脂質の総合管理
- 腎臓病療養指導看護師による生活指導
- 食事指導(管理栄養士と連携)
- 透析予防のための包括的サポート
「経過観察と言われているが、きちんと診てもらいたい」という方は、ぜひご相談ください。
この記事を執筆・監修した人
田中 茂 (たなか しげる)
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。
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