薬を飲んでいるが数値がなかなか改善しない
高血圧・糖尿病・脂質異常症などの治療薬を服用しているにもかかわらず、血圧・血糖・コレステロールなどの数値が目標値に達しない場合は、治療の見直しや専門医への相談が必要です。
数値が改善しない主な原因
- 薬の種類・量が適切でない:病態に合った薬剤に変更・追加が必要な場合がある
- 薬の飲み忘れ・自己判断での中断:継続的な服用が治療の基本
- 生活習慣の問題:塩分摂りすぎ・運動不足・過度の飲酒・喫煙・肥満が薬の効果を妨げる
- 二次性高血圧など基礎疾患:腎臓病・内分泌疾患などが原因の場合、原因疾患の治療が必要
- 白衣高血圧・仮面高血圧:診察室での測定値と家庭血圧が異なる場合がある
- 薬の相互作用・副作用:他の薬との相互作用や副作用が影響していることがある
治療抵抗性高血圧とは
3種類以上の降圧薬(利尿薬を含む)を適切な量で使用しても血圧が140/90mmHg未満に達しない場合を「治療抵抗性高血圧」といい、腎動脈狭窄・原発性アルドステロン症・睡眠時無呼吸症候群などの精密検査が必要な場合があります。
当院での対応
当院では腎臓専門医が現在の治療内容を詳しく評価し、最適な治療プランをご提案します。
- 現在の治療薬・服薬状況の確認
- 家庭血圧・24時間血圧測定による正確な評価
- 二次性高血圧・基礎疾患の精密検査
- 薬剤の種類・量・タイミングの見直し
- 生活習慣改善の具体的なアドバイス
- 服薬継続のサポート(副作用対策など)
薬を飲んでいるのに数値が改善しないとお悩みの方は、ぜひご相談ください。
この記事を執筆・監修した人
田中 茂 (たなか しげる)
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。
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