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ストレスや睡眠不足が続いており体調が心配

現代社会においてストレスや睡眠不足は多くの方が抱える問題です。慢性的なストレスや睡眠不足は、高血圧・糖尿病・免疫機能の低下などを通じて腎臓を含む全身の健康に影響を与えます。

ストレスが腎臓・健康に与える影響

  • 交感神経の亢進により血圧が上昇し、腎臓の血管に負担をかける
  • コルチゾール(ストレスホルモン)の長期高値は血糖を上昇させ、インスリン抵抗性を引き起こす
  • ストレスによる過食・飲酒・喫煙の増加が生活習慣病のリスクを高める
  • 免疫機能の変化により腎炎などの自己免疫疾患が悪化することがある

睡眠不足が腎臓・健康に与える影響

  • 睡眠中は血圧が低下する(夜間血圧の低下)が、睡眠不足では血圧が下がりにくくなる
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は高血圧・糖尿病・腎機能低下と密接に関連
  • 睡眠不足は食欲増進ホルモンを増加させ、肥満・メタボリックシンドロームのリスクを高める
  • 慢性的な睡眠不足は炎症マーカーを上昇させる

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

肥満・高血圧・糖尿病・腎臓病の方に多い睡眠時無呼吸症候群は、夜間の無呼吸により体への負担が増大します。「いびきが激しい」「日中眠い」という方は検査をお勧めします。CPAP治療で血圧・血糖・腎機能の改善が期待できます。

ストレス・睡眠改善のポイント

  • 規則正しい生活リズムを保つ(毎日同じ時間に起床・就寝)
  • 就寝前1〜2時間はスマートフォン・PCを控える
  • 週3〜4回の適度な運動でストレス発散・睡眠の質向上
  • アルコール・カフェインの過剰摂取を控える
  • 入浴(ぬるめのお湯で15〜20分)でリラックス
  • 専門家(心療内科・精神科)への相談も選択肢の一つ

当院での対応

当院では体調不良の原因が生活習慣にある場合でも、腎臓・血圧など身体的な観点から評価し、適切なアドバイスを行います。

  • ストレス・睡眠と関連する血圧・血糖・腎機能の評価
  • 睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング
  • 生活習慣改善の具体的なアドバイス
  • 必要に応じた専門科(心療内科・睡眠外来など)への紹介

ストレスや睡眠不足が続いており体調が心配な方は、お気軽にご相談ください。

この記事を執筆・監修した人

田中 茂 (たなか しげる)

日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医

福岡県大野城市「本村内科医院」院長。専門的な知見に基づき、慢性腎臓病(CKD)の管理から透析治療、生活習慣病管理、予防医療まで幅広い診療を行っている。

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