コロナの話題が下火になり、6月には梅雨を追い越した様な酷暑が到来し、7月になっても亜熱帯の雨季のような梅雨の豪雨が終わらない、四季とは縁遠い季節が続きました。
働き方改革が色々な業種に適用されるようになり、咳止め、鎮痛薬、胃腸薬など医療全般で普通に使われていた薬品が薬局にも届き難くなってきており、関係者はみんな困っています。
ジェネリック薬品メーカーのトラブルがきっかけでしたが社会のいろいろなひずみが関わっており、簡単には復旧しないようです。
新型コロナウイルス感染症は厚生労働省の取り扱いが2類から5類に変更されたことにより国からの規制はなくなったわけですが、感染予防については個人あるいは事業者に委ねられたことになります。
治療薬も個人負担が大きくなり使用しづらい状況になっています。
社会的な規制が軽減したこともあってか、現在も透析患者さんにコロナ感染はしばしば起こっています。
幸い多くの例では重症化しませんが、感染に対する抵抗力に大きな個人差があり当分は隔離透析をせざるを得ない状況が続くと考えています。
うがい、手洗い、換気の必要性は続いています。