昨年は世界中が新型コロナ感染症の対応に追われた一年でした。
皆さんの生活様式、行動様式をすっかり変えてしまう程の大きな出来事だったと思います。
年末にワクチンの実用化の目処が立ちほんの少し明るい兆しが見えてきましたが
まだまだ収束までの道のりは長そうです。
透析を受けている方は一般の生活をされている方に比べて、
この感染症に対してかかり易い、重症化しやすい条件を抱えています。
この流行が始まってから、来院される前にご自分の体温を測って頂き、37度以上ある場合や
鼻水や咳、息切れ、味覚異常などの症状があればすぐにご連絡いただく様にお願いしておりました。
お陰様でそれを守って頂けた事が功を奏したのか、今迄のところ当院でのコロナの発症はありません。
また、当院としても三蜜回避に加え、窓を開けなくても間に合う十分な換気、強力な加湿などの環境整備を行っております。
透析業務後に手すりや取手、ドアノブなど皆さんが触れ易いところを毎日しっかりふき取り消毒を行っています。
まだまだ油断は出来ませんが、徐々に暖かくなりコロナのことに振り回されない
普段どおりの生活が戻ってくることを新しい年に期待したいと思っています。