新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の感染拡大に伴い、現在、当院におきましても各種対応を行っております。
対応に関しましてはこちらのページでも詳しくご紹介しております。
当院では透析に治療に来院される前にご自宅での体温測定をお願いしています。
ご自宅で体温を測定できなかった場合は、1階の受付で体温測定を行っていただきます。
自宅で発熱が確認された患者さんがいらっしゃいましたので、コロナウイルスを想定した対策を行いました。
まず、発熱患者さんが来院される前に、移動の導線を作り院内の安全な箇所と汚染が想定される箇所をゾーニングしました。
その後、他の患者さんがいらっしゃらない時間帯(火・木・土曜の16時以降)に透析室の一部をビニールで仕切り簡易的な隔離をし、4時間の透析を行いました。
透析を行うスタッフも限定、ゴーグル・マスク・ガウンを着用しました。
透析後は、発熱患者さんの隔離スペース・ゾーニングを行った汚染危険エリアを充分に消毒します。
消毒を行う毎にスタッフの着用するマスクやゴーグル・ガウンも着替え1時間以上消毒作業にあたりました。
透析患者さんは、免疫力の低下や合併症の恐れがあるので大事を考え、
発熱が分かった時点でPCR検査の窓口と感染症に詳しい専門医にも相談をしながら処置いたしました。
発熱された患者さんは、翌日には熱も下がりコロナウイルスの症状が見受けられませんでしたが、
大事をとり2回の透析をゾーニング・隔離した状態で行いました。
各透析毎に直後の消毒作業も十分に行いました。
コロナウイルスは、陰性と判定されても絶対では無いと言われています。
感染拡大させないために、私達は常に「コロナウイルスであるかもしれない」と考え行動しています。
患者さんを守るために、患者さんのご家族にも、より気を付けて行動をしていただきたいと思っております。
何度も言われていますが、不要不急の外出は避けてください。
ご家族の方でご不安な事がありましたら、お早目にご相談下さい。
皆で力を合わせて患者さん、大切なご家族を守りましょう。