①シャントとは
腎不全の患者さんが血液透析を行うために、なくてはならないものです。
血液透析では1分間に200mLの血液を取り出す必要がありますが、
静脈からこれだけ大量の血液を取り出すことは出来ません。
(採血するときに穿刺する私たちの静脈は、30~50mL/minぐらいしか流れていません)
そこで、血液透析を行うために専用の血管を
つくる必要があり、これをシャント、
またはバスキュラーアクセス:VAとも呼びます。
つくる必要があり、これをシャント、
またはバスキュラーアクセス:VAとも呼びます。
②シャントの管理
血液透析を行う上でシャントを適切に管理することは非常に重要です。
シャントにトラブルが生じると透析ができなくなります。
日頃から、「狭窄(細くなる)・閉塞(つまる)」・「感染」・「出血」の予防が大切です。
お願い
シャントの血流を確認する習慣を付けましょう。
(シャント部分に耳や聴診器を当てて
シャント音を聞いたり、指で軽く触れてみましょう)
(シャント部分に耳や聴診器を当てて
シャント音を聞いたり、指で軽く触れてみましょう)
こんな症状が出たら、病院に連絡ください。