感染症専門医に来て頂きました!

当院ではコロナウィルス感染対策としてワーキンググループを中心に
マニュアル作成、環境整備、物品の確保などに取り組んでいます。
先日、福岡県内の感染症専門医に当院の対策についてアドバイスを受けました。
感染症管理について継続できる対策を行う事が重要で、必要なこと、簡略していい事などの具体的に意見を頂きました。一部ですが紹介します。

☆発熱者を当院で透析を行う場合の対応について(マニュアル作成)

感染エリア、非感染エリアの考え方、実際の分け方
個人防護服着用時の注意点(実際防護服を着用しながらポイント指導)
一般外来時の医師・看護師の防護服について

☆感染防止のための消毒・清掃について

当院では、各勤務終了後に施設内の1階から5階までの全てを消毒していました。
アドバイス後は、感染の危険性が高い箇所・人が触れる箇所は、各勤務終了後に消毒し、
他の場所は通常の毎日の清掃時に消毒を行う事に変更しました。
患者さんが使用されるベッド周囲は特に注意しながら、使用ごとに消毒を続けています。

☆透析中の食事提供について

当院では、現在も会話を控えて頂くことを前提に透析中の食事提供を続けています。
高齢・独居の方も多く、透析日の食事が栄養状態の維持に必要だと考えています。
会話をしなければ問題ないとの意見を頂きました。今後も感染拡大の状況によって対応していきたいと考えています。

☆換気について

コロナウィルス感染予防の重要な対策の一つに換気が挙げられます。当院も常時換気するために窓を開けていました。
今回、アドバイスを受けた中に、十分な換気能力のある換気扇があれば、窓の常時開放は必要ないとのことでした。
(当院の換気能力については、後日詳しい報告をする予定です。)

☆皆様へのお願い

今回のアドバイスで特に強調されたのは、当然ですがマスク着用と手洗いの徹底でした。
お互いにマスク着用していれば、コロナウィルス陽性者の濃厚接触者にはならないで済みます。
また、熱がある、体調不良時は事前に連絡をしてください。
直接 病院に来ることはコロナウィルスに感染していた場合、院内での感染を拡げることになります。
感染が拡がると、当院での透析が出来なくなる可能性があります。

* 自宅での体温測定
37℃以上の場合は来院前に連絡をしてください。

* 入館時のアルコール消毒
手袋着用の方は必ず外してアルコール消毒をしてください。また、外で着用した手袋は院内で使用しないでください。

* 業者の方は、入館時に健康調査記入・体温確認・アルコール消毒の協力をお願いします。

長期戦になりそうです。しっかり食べて体力を落とさず一緒に頑張りましょう!

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