新年のご挨拶

昨年もまた新型コロナウイルスの終息をみることがありませんでした。

透析患者さんのように基礎疾患をもっている人は重症化しやすいということは多くの皆さんの理解が得られていると思われ、ワクチンの接種にも積極的にご協力頂き、毎日の検温、マスク着用、手指洗浄等もきちんと守って頂いた事を感謝しております。

このウイルスは次々に形を変えながら人々の生活を脅かしていますが、今のところ感染力の増強と重症化の軽減という法則どおりに動いており、まだ遠くではあるものの出口へ向かっていると感じています。治療薬が一般化し、おそらく従来のインフルエンザ並みという形になれば、社会は落ち着いてくるのではないかと期待しています。

明るい話題が少ないのですが、スポーツや競技の世界では、大谷翔平、松山英樹、藤井聡太、井上尚弥、羽生結弦といった 10代、20代の若者が新しい歴史を作るというべき快挙を成し遂げています。

新型コロナは、デジタルネットワーク社会の促進をはじめ、いろいろなシステムの見直しや簡素化など、社会の変化を後押ししているかの様にも見えます。

新しい年は、わたしたちも自分の足元を確かめながら日々やるべき事を全うし、少しずつでも前へ進んでゆきたいと思っています。

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