透析患者さんの熱中症対策

最高気温が30℃を超える真夏日が年々多くなってきています。暑さを避け、体調の変化に注意をしましょう。

〈熱中症とは〉
暑い場所にいる時・いた時に、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなることにより、
体内に熱がたまり、頭痛、吐き気やだるさなどの様々な症状が現れてくる状態です。

〈熱中症にならないために〉
*暑さを避ける
屋外では、日陰を選んで歩いたり、帽子をかぶったりしましょう。暑い日に屋外に長時間いたり、炎天下で活動することは危険です。
屋内ではエアコンや扇風機を使ったり、カーテンで直射日光を防いで暑さを避けましょう。

*体の蓄熱を避ける
通気性が良く、吸水性・速乾性に優れた素材の下着や服を着るなど服装を工夫しましょう。

 

〈透析患者さんが熱中症予防で特に気をつけるべき点〉
★汗をかいていない・少ないとき
意識していつもより水分を多くとる必要はありません。また、多量の発汗、下痢、嘔吐がなければ、体から失われる塩分(ナトリウム)の量は多くないため、あえて塩分を意識して多く摂る必要はありません。水分摂取にはナトリウムやカリウムの含まれない(少ない)、水や麦茶などが向いています。

 

★汗をたくさんかいたとき
汗をたくさんかいて体重がドライウエイトよりも減った場合は、減少した分を補給するイメージで少しずつこまめに、体重を量りながら水分を摂りましょう。汗をたくさんかいた場合は、透析治療中の方も一般の方も、体からナトリウムなどの電解質も失われるため、スポーツドリンクを少しずつ飲むのもよいでしょう。 ただし、商品によっては透析治療中の患者さんにとって塩分(ナトリウム)、カリウム等が多く含まれているものもあるので注意が必要です。

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