「8月30日から9月5日を防災週間」
9月1日は、1923年に関東大震災が発生した日であり、「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風・豪雨・地震等の災害についての認識を深めこれに対処する心構えを準備する」という主旨で防災啓発を目的に制定された、9月1日が「防災の日」です。この日を含む「8月30日から9月5日を防災週間」とされています。
「台風14号 最初に福岡県に上陸するのは1951年以降の観測史上初上初」
台風14号は9月17日午後7時前、福岡県福津市付近に上陸し、九州のほぼ全域を風速15メートル以上の強風域に巻き込んで通過した。台風はさまざまな被害をもたらします。 山の近くであれば、「土砂くずれ」の危険があります。 雨で地面がやわらかくなり、斜面の下へ土砂がおそいかかります。 土砂くずれ、高潮洪水など、地域によって被害の状況は変わってきます。
「災害の中でも今回は、停電について考えてみます」
日本は、他の先進国と比べて日本の停電は各段に少ないと言われています。しかし、停電を経験したことがないという人はいないと思います。そこで、停電が起こる様々な原因について理解を深めていきましょう。
「停電が起こる原因」
1.台風や大雨
台風の強風で飛ばされた物によって電線が損傷したり、大雨で生じた土砂崩れで電柱・電線が損傷したりすることが原因で停電が発生する
2.地震
地面の液状化や家屋などが倒壊する影響によって、電柱や電線、地中に埋設されたケーブルが損傷し、停電が生じます。
3.落雷
雷が電線などに落ちると、電線・変圧器といった電気を送るための設備が損傷し、各家庭に電力を送れなくなり停電が発生します。
4.電柱の破損
停電は送電線である電柱の破損などにより、電気の流れる経路が途絶することでも起こります。
5.需要・供給バランスの乱れ
電力需要が供給能力を上回ってしまうと周波数が低下することから、発電機は自身を守るために電力供給系統から離脱します。
「電力復旧までにかかる時間の目安」
被害の規模でちがいがあるが、図1グラフより1日で復旧可能です。電力の復旧は、電力会社の備え、努力により短時間での復旧が期待できます。
「透析中に停電になった場合」
当院には自家発電の設備は有りません。そのため停電の経過時間が透析継続・中止の判断が必要となります。停電時間10分間を目安として透析中止となります。
停電になった場合、透析装置の内部バッテリーにより、血液が固まらないように自動及び手動にて血液ポンプのみ回転しています。
内部バッテリーは20分~30分であるため、全員の回収時間を考え判断します。患者さんには、慌てずさわがず落ち着いて、スタッフの指示に従って行動して頂く様、ご協力をお願いしております。
「各透析装置の停電時の対応マニュアル」
日機装(100NX)
日機装(DCS27)
(東レTR3300M)
(東レTR3000MA)