透析液製造室の装置を更新致しました。

1998年12月に開院後、2008年11月に第2回目の更新、2018年11月に第3回目の新規更新を行いました。
透析液製造室として、2017年にクリーンルーム用エアコン・クリーンファンユニットの改築を行い、機械室の名称を改め「透析液製造室」して使用しております。

今回の更新のポイントとして、これまで以上の透析液の清浄化を目指して、MSRシリーズRO装置は、新RO水分配機構により原水希釈機能・ROタンク以降熱水消毒が可能となり更なる透析用水の清浄化となっています。

DAD-50NXは、半閉鎖式透析液自動溶解装置であり、粉末溶剤の入ったボトルを密閉回路内で衛生的に薬剤の開封から溶解・送液まで全自動で行うことで、質の高い透析液の作製を実現しました。
更に、微粒子除去フィルター(EX--M500B)は、狭い空間に設置でき、ETRF(エンドトキシン捕捉フィルター)として清浄度の高い透析液が供給できシステムになったと考えています。

「今回、更新した透析液製造室機種」
*逆浸透精製水製造システム(MSRシリーズ)
*多人数用透析液供給装置(DAB-50NX)
*全自動溶解装置(DAD-50NX)
*微粒子除去フィルター(EX--M500B)

 

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