2023年5月8日から新型コロナの感染症法上の類型が、5類へ移行しました。

3年余りの間、マスク不足から療養環境の問題等いろいろありました。

これからは、
1. 各自治体による検査キット配布事業の終了
2. 民間の検査所で行われているPCR検査の有料化
3. 宿泊療養施設は、原則終了
4. 保健所が行っている健康観察の終了
5. 「濃厚接触者」は、特定されない
ことになります。

一般に感染が確認された場合も
1. 発症の翌日から5日間は、外出を控えることを推奨する
2. 症状が軽くなってから24時間程度の外出を控えることを推奨する
3. 医療費は自己負担あり

新型コロナ
(カロナール・ラゲブリオ含む)
インフルエンザ
(カロナール・タミフル含む)
窓口負担1割 1240円~1390円 1330円~1480円
窓口負担3割 3710円~4170円 3880円~4450円

4. 感染対策カイドラインなどは廃止され、個人や事業者の判断となります。

<透析されている方について>

日本透析医師会・日本透析医学会・日本腎臓学会・新型コロナウィルス感染対策合同委員会より
軽度の感染者の外来透析を行う場合は

「発症日を0日として、7日目まで経過し、かつ症状軽快から24時間経過するまでの隔離透析を行うこと。」

「7日目に症状が続いた場合は、解熱剤の使用なしに症状が軽快し、24時間経過するまでは、隔離透析を推奨する。」

とされています。
又、無症状においても

「検査陽性日を0日として、7日目までの隔離透析をすること」としています。

マスク着用は、個人の判断となり、感染者の外出自粛要請がなくなると、日常生活で感染者と接触する機会は、これ迄よりも多くなると考えられます。
若い人にとっては風邪と同じでも、高齢者や基礎疾患のある方は、重症化しやすいことに変わりはありません。

立場の違いを理解しての行動が求められます。
ウィルスの脅威が終わったわけではありません。
後遺症でお悩みの方は少なくありません。

今後も、マスク・手洗い・手指消毒等基本的な感染対策を続け、
ワクチン接種も行いましょう。

感染対策は個人・事業者の判断が基本となります

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