透析患者さんは、常日頃からカリウムやリン・塩分の摂取量と共に水分管理には特に気を付けられ、
ご自身の体調に合わせた適度な運動を心かけていらっしゃる方が多いと思います。
透析されている方は尿を作れない方が多く、最近のようにとんでもない猛暑になってくると、
汗だけではなく、皮膚からや呼吸に伴って体外に出ていく水分(不感蒸泄)がとても増える為、
自己管理を頑張りすぎるあまり、脱水症状を起こされる方がいらっしゃいます。
体重計と仲良くなり自分の適正な体重(ドライウェイト)をしっかり把握し担当医と相談しながら、
・早めにエアコンを付ける
・必要な水分をこまめにとる
など、心がけてください。
近年は、福岡県も35度を超える猛暑になる日が増えてきています。
体調管理が難しくなりますので、少しの体調の変化も担当医に随時相談しましょう。
お一人で頑張りすぎずに、担当医と相談しながら
暑い夏を上手に気持ちよく乗り越えて行きましょう。